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    手形売買市場

    手形売買市場は、短期資金(翌日物から1年物)を融通する貸借市場です。優良企業の発行する手形を、割引の方法によって売買する形で資金の融通を行います。

    手形売買市場では、短資会社はディーリング取引を行っています。
    ディーリング取引とは、短資会社が、自己勘定で資金の調達・貸付けを行う取引です。借りる側から手形を買入れ、貸す側に売り渡します。

      借りる側に対する信用リスクは、短資会社が負います。

      手形売買市場は、1971年5月にコール市場から分離して創設されました。コール市場よりも、期間が長めの取引を扱います。
      また、1972年には、政府の金融調節手段として、手形オペが導入されました。手形オペとは、日銀と金融機関の間で手形を売買することで行われる金融調節のことです。
      日銀が手形を売却することで資金を吸収し、金融引き締めを行うことを売りオペレーションといいます。逆に、日銀が手形を買い取ることで資金を供給し、金融緩和を行うことを買いオペレーションといいます。

      手形を売買するには、「原手形」を直接売買する方法と、原手形を担保にして「表紙手形」を売買する方法があります。

      「原手形」を直接売買する方法は、信用度の高い企業が振り出した優良手形を、原手形といい、銀行が取得した手形(商業手形・工業手形・単名手形など)に、銀行が直接裏書をして売買します。
      原手形を担保にして「表紙手形」を売買する方法は、銀行振出手形(銀行が自己引受、短資会社を受取人とする為替手形)を、表紙手形といい、原手形(優良手形)を担保として、金融機関が振り出した表紙手形を売買します。

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